バージョンアップにより不具合が発生していました。

メジャーアップデートには不具合は付き物

すぐにアップデートせず、口コミを確認したり、テストサイトで表示や動作状況を確認してから公開サイトで実行するのですが、よく確認したつもりでしたが不具合が発生していました。

過去のバックアップファイルを確認したのですが、正直いつから発生していたのはっきりしませんでしたが、不具合に気が付くまで正しい表示ができていなかったのは、サイトの信頼を落すことになるので反省するばかりです。

どんな不具合なのか、一言でいうと「特殊文字がエスケープされない」というものです。

特殊文字とは、 >   <  &  などの記号の事で、これらの文字は文章中によく使いますが、スクリプトなどプログラムの実行コードでも使用されます。特殊文字を実行コードではなく文字列として表記する場合に行うのが、特殊文字のエスケープです。

今回の不具合は、このエスケープ処理がされずに実行コードとして処理されてしまうため、記載した文字が表示されず地図やhtaccessなどの説明が不完全なものになっていました。

しかも、該当ページをフロントエンドで開くと文字列として表示されるので、長い間正しく表示されていない不具合に気が付きませんでした。

この不具合がワードプレスによるものなのか、Themifyのテーマによるものなのか、プラグインが絡んだ競合なのか、原因を探るのに苦労しましたが、それ以上にThemifyの開発チームに伝えるのが大変でした。

語学力がない悲しさです（笑）

不具合の内容は千差万別

バージョンアップで発生する不具合は、ページが開かないとか、プラグインが動かないとか不作動を前提にしていましたが、本文中の一部の機能だけ作動するようになるという不具合は想定していませんでした。

いい勉強になりました。

修正されるまでの対応ですが、テキストモジュールだけでなくプレーンテキストモジュールでもエスケープ処理ができないため、文字列として表示することができません。フロントエンドでの編集中は文字列として表示されるので、ディスプレイに表示された文字列を画像として切り出し、写真にして代替え表示することにしました。

コピー＆ペーストして流用することはできませんが、説明文としては意味が通じるので苦肉の策です。

早く修正されるといいなぁ。

不具合が発生した記事
・.htaccessでベーシック認証・IPアドレス制御・リダイレクトする方法
・.ftpaccessでIPアドレス制御をサブネットマスク表示で記述してサーバーへの不正侵入を防ぐ方法
・グーグルマップの換わりにOpen Street Mapや地理院地図を使う方法