背景画像や掲載写真を見栄えのする画像に作り替える写真編集ソフト

1-1　料金体系について

写真編集ソフトには、プロ仕様のものから初心者でも簡単に扱えるもの、またある機能だけに特化したものもあります。また、買い切りタイプのものや毎月使用料を支払うサブスクリプションタイプのものあります。

買い切りタイプのソフトは、継続して費用が発生しないので費用を抑えられますが、当然新しく追加された機能を使用することはできません。AIを使用した自動編集機能は、写真編集の性能に違いがでてきます。サブスクリプションタイプのソフトは、常に最新の機能が使えるようになりますが、毎月使用料が発生します。

しかし、サブスクリプションタイプでも月額使用料が数百円から使用できるソフトもあるので、2~3年で買い切りタイプの買い替えを行うならサブスクリプションタイプの方がトータルで考えると安いなる場合もあります。

1-2　性能について

私は、４種類の写真編集ソフト（Photoshop Elements、PaintShop Pro、Affinity Photo、Photo Mirage）を編集する目的によって使い分けていますが、写真を編集するために必要な基本的な機能はどれを使っても同じことができます（専用ソフトであるPhoto Mirageを除く）。

しかし、編集の結果は同じでもインターフェイスの違いによる操作性、動作の早い遅い、自動機能の精度などに違いがあります。この違いは個人的な主観や使用しているパソコンやディスプレイのスペックにも影響を受けるので、どの写真編集ソフトが使いやすいと一概に言えません。

また、写真編集に必要な基本性能だけを搭載した下位版とすべての機能を搭載した上位版があります。下位版でも写真の切取りや合成、文字入れなどはスタンダードタイプで十分できますが、エフェクト処理やオーバーレイ合成、詳細な色調整などが出来ないことがあります。

サイトで使用する写真をどのレベルまで編集するかによりますが、編集の幅が広がるのですべての機能が使用できる上位版を選ぶことをお勧めします。

何はともあれ、実際に編集作業をして操作性や機能を確かめるのが一番です。試用期間があるソフトもあるので試してから購入することをお勧めします。

サイトに動画も埋め込みたい場合は、動画編集ソフトを使用しますが、写真編集ソフトと同じものを選ぶと相互に連携がとれて操作性があがるので同じシリーズにした方がいいです。

前置きが長くなりましたが、どのような写真編集ソフトがあるか紹介します。