ワードプレス5.0 GutenbergとThemfiyの互換性に関する問題の解決方法
Themifyのテーマやプラグインは、最新のワードプレスに適合するようにバージョンアップされます。しかし、ワードプレスのメジャーアップデートのように大きな変更があると、すぐには対応しきれない項目が残ることがあります。今回、ワードプレス5.0に更新され新しいフレームワーク Gutenberg が導入されてドラッグ&ドロップが利用できるようになりました。
ドラッグ&ドロップのビルダー系テーマ Themifyを既に利用している人にとっては、特に目新しものではありませんが、クラシックエディタを使用していた人には大きな変更と感じるかもしれません。
Gutenbergの導入に合わせてThemifyもアップデートされており、すでにワードプレス5.0.3に適合しますが、1点だけ解決されていない問題が残っています。
その対処方法をお知らせします。
1 Gutenberg(グーテンベルク)ってなに?
ワードプレスの新規投稿画面を見比べるとすぐにわかります。
エディタ部分が大きく違いますね。
ちなみにThemifyの投稿画面は
このようになっているので、ワードプレス5.0 Gutenberg の画面とかなり似ていることがわかります。
Themifyはタグ打ちすることなくドラッグ&ドロップでワードプレスを編集することができるビルダー系テーマなのですが、Gutenbergはワードプレスの標準仕様としてドラッグ&ドロップのビルダー機能を採用したということです。
HTMLのタグ打ちができない初心者には、かなり使いやすくなるのではないかと思いますが、ビルダー機能はバックエンドのみでThemifyのようにフロントエンドで編集はできません。
2 GutenbergとThemifyの問題と解決方法
Themifyのテーマは、現時点でワードプレス5.0 Gutenberg に対応できていない項目が1つあります。
・タクソノミーのメタボックスが投稿画面に表示されない
という問題です。
カテゴリーやタグは正常に動作しているので、タクソノミーによる分類をしている方はすでに気が付いているかもしれません。
この問題の解決策は「Disable Gutenberg」というプラグインをインストールすることにより解決されます。プラグインの名前の通り、Gutenbergの機能を無効にするプラグインで、従前のクラシックエディタで表示します。
Gutenbergのエディタが使いにくいと言う方も使ってみるといいかもしれませんが、Themifyの開発チームの一人であるHassanは次のコメントを出しています。
Gutenberg is the future of WordPress. As I understand it right now classic editor is still supported in WP however eventually that is going away.
グーテンベルクはWordPressの未来です。私が今理解しているように、今のところ古典的なエディタはWPでまだサポートされていますが、結局それはなくなりつつあります。
ワードプレス5.0では4.0のクラシックエディタもサポートされていますが、方向性としてはなくなるようです。
3 Themifyテーマのアップデートの方法と戻し方
アップデートには不具合の発生は致し方ないと思います。特に大きな変更を行うメジャーアップデートならば尚更です。
アップデートを行う場合は、テスト用サイトで試すことはもちろんのこと、Themifyのサポートフォーラムでアップデートに伴う相談が急増していないか確認するのもいいと思います。
個人的な意見ですが、いきなりアップデートはせずに少し様子を窺った方がいいのかなと思っています。
Themifyのテーマやプラグインにアップデートがある場合、
写真のように、お知らせバーが表示されます。
「changelog」をクリックすると、アップデートの内容と履歴が表示されます。「Update now」をクリックするか ダッシュボード > ホーム> 更新 からアップデートをすることができます。
テーマのアップデートの場合、何らかの事情により元のバージョンに戻したい場合は、 ダッシュボード > Themify テーマ > themify setting > Update からバージョンを戻すことができます。
Themifyテーマをアップデートして不具合が発生した場合、一番早く復旧することができます。(フレームワークに係る不具合だとバージョンを戻しただけでは復旧しない場合があります。)
GutenbergとThemifyの問題とThemifyのアップデートに関しては以上です。
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